立体交差を作るには?
立体交差を作るには?
現代の日本では、自動車道と鉄道の共存のために「立体交差させる」ということが、行われています。
Nゲージの世界でも、立体交差を作ることは可能です。
ただ、Nゲージの電車がのぼることのできる勾配を作ることが大事で、それ以上に急な勾配を作ってしまうと、運転が不可能になりますので、注意が必要です。
電車同士を立体交差させるならば、下の線路を走る列車の高さ、線路・道床の高さを考慮して、上の線路の高さを決めなければなりません。
Nゲージの線路は、勾配を3パーセント以内に抑えることで、安定した走行が得られると考えられますので、電車同士が安定して走行できる立体交差を作るには、それだけ広いスペースに線路を敷いて、勾配をつけなければなりません。
各メーカーから「立体交差セット」として、陸橋の橋脚や線路などがセットになったものが販売されていますので、利用するといいですね。
どうしても狭い場所で立体交差を作りたい場合には、強引に8の字のレイアウトで交差させるのではなく、2重の円を描くようなレイアウトを考えると良いでしょう。